少し前までは、ストレートパーマは「パーマをかけた人がストレートに戻すためのパーマ」というのが常識でしたが、
今では技術が進んで、ダメージが少なくツヤと手触りもよいストレートパーマで、くせ毛の悩みを解消している方がたくさんいます。
そんな素敵なストレートパーマを当てたあと、
美容師に「今日はシャンプーしないでね!」と言われるかもしれません!
でも、どうしてなんでしょう?その理由をご説明しますね!
ストレートパーマの薬剤は1液と2液に分かれています。
1液は、クセ毛の原因となっている、
うねってしまっている髪の毛の中の結合をほどく役割。
そして2液は、ほどいた結合を綺麗に固めてあげる役割。
1液で結合がほどけている時にストレートアイロンでまっすぐにすると、
2液で固めた時にまっすぐな仕上がりになりますし、
ストレートに伸ばさずにロッドで毛先を巻いて
カールをつけるとデジタルパーマに変わります。
そして、なぜ当日シャンプーしてはいけないか、というと…
問題は2液なんですね!2液は固まらせる役割の薬剤です。
もちろん、施術中に1液2液をちゃんと塗ってストレートを固めるのですが、
実はそれですっかり固まりきっているわけではなくて、
7割くらいしか固まっていないんです。
あと3割は、空気酸化といって空気中の酸素で固まってくれるんですね。
空気中の酸素が髪にくっついて、髪の中の1液でほどいてしまった結合を
しっかりとくっつけてくれるんです。
それには少し時間がかかるんですね・・・
少しの気遣いがストレートパーマのクオリティを高めます!
ストレートパーマを当てて丸1日くらいはシャンプー我慢ですよ♪